ダバオ市の盛んなビジネス業界、ならびに企業に優しい市政府は、複数の企業に対して市内での事業拡大に興味を持たせている。
ダバオ市商工会議所(Davao City Chamber of Commerce and Industry Inc.:以下、DCCCII)の会長であるアルトゥロ・ミラン氏は8月27日、ダバオ市における経済地区の開発に対し、とある不動産開発業者が好意的な反応を示したと発表。なお、同業者の詳細については明らかにされなかった。
ダバオ市には現在、フィリピン経済特区庁(Philippine Economic Zone Authority:以下、PEZA)が認定した地区が14点存在し、そのうち製造地区が1点、農業工業地区2点、そしてITセンターおよびパーク11点となっている。
DCCCIIは土地所有者に連絡を行ったのち、不動産開発業者に地区を推奨する予定だそうだ。また、不動産業の好況によってダバオ市内の土地価格が上昇していることから、同業者は土地所有者とのジョイントベンチャー契約の締結も希望しているとのこと。