ミンダナオ島スリガオ・デル・スル州カンティラン町で2026年4月10日夜、違法採掘に関与していた中国人9人とフィリピン人1人が、情報提供に基づく当局の摘発により逮捕された。
カラガ地方警察本部(以下PRO-13)が12日に発表した声明によると、容疑者らはカンティラン町バランガイ(行政区)ロボのカラクアン・ダウンストリームで拘束され、現在は警察の管理下にある。氏名は公表されていない。
当局は現場から、掘削機、ホイールローダー、ダンプトラック、発電機、スルースボックス(水路選鉱装置)、給水ポンプ、簡易宿舎など、違法採掘に使用されていた重機および関連機材を押収した。押収品の総額は約5,050万ペソに上るとみられる。
これらの機材は、今後の環境関連法違反による立件および処分に向け、環境天然資源省(DENR)に引き渡された。
PRO-13のマルシアル・マリアーノ・マヒストラード第4准将は、「今回の摘発は、天然資源の保護と環境法の厳正な執行に対する当局の強い決意を示すものだ」と述べた。
また、違法採掘は環境破壊を招くだけでなく、合法的な産業活動や地域社会の安全を損なうと指摘した。
今回の作戦には、鉱山地質局(MGB)、環境天然資源局(CENRO)、国家捜査局(NBI)、フィリピン空軍のほか、地域内の複数の警察部隊が参加した。
逮捕された容疑者らは、フィリピン鉱業法(共和国法第7942号・1995年)違反のほか、関連する環境法および入国管理法違反の罪に問われる見通しである。






