ダバオ国際空港(以下DIA)の旅客ターミナル拡張工事は着実に進展している。
ダバオ地方開発協議会(以下RDC-11)のダバオ地方プロジェクト監視委員会(Regional Project Monitoring Committee 11)による現地調査の結果、2026年12月の完成に向けて順調に進んでいることが確認された。
監視チームは2月12日から13日にかけて現地視察を実施した。この調査は、ダバオ市の接続性および利便性の向上を目的とした複数の主要インフラプロジェクトを評価するために行われたものである。
RDC-11は声明で、空港ターミナル拡張工事の進捗率が31.7%に達したと明らかにした。ミンダナオ島で最も混雑する空の玄関口の一つとして、収容能力と運用効率の向上に向けた着実な進展が見られている。
プロジェクト完了後には、国際線専用スペースとして新たに8,410平方メートルが追加される予定で、旅客処理能力の大幅な向上が見込まれている。
拡張後の施設は、常時約700人の旅客を収容可能となる見通しである。これにより、旅行ピーク時の混雑緩和や、同地域への国際線発着の増加への対応が期待される。
また、本プロジェクトは地域経済の活性化にも寄与する見込みだ。建設期間中および完成後には約4,000人の雇用創出が見込まれているほか、ターミナル内には約40の新規テナントの参入機会が生まれる。
今回の拡張は、空港の近代化を進める包括的な取り組みの一環であり、ミンダナオ島における観光・貿易・ビジネスの主要ゲートウェイとしての機能強化を目的としている。
RDC-11によると、拡張完了後のDIAは増加する旅客需要に対応可能となり、フィリピン南部における成長著しい航空ハブとしてのダバオ市の地位をさらに強化する見通しだ。
今回の視察では、DIAのほか、ウラス高架橋、ダバオ市沿岸道路プロジェクト、ダバオ公共交通近代化プロジェクトも対象となった。






