
ダバオ市警察地方事務所(以下PRO11)は、5月19日から25日にかけて実施した一連の作戦で、210万ペソ以上相当の違法薬物を押収したと、5月28日に幹部が発表した。
PRO11のレオン・ビクター・ロセテ准将によると、計69件の連携型違法薬物取締作戦を実施し、その結果、83人を逮捕。このうち16人は「ハイバリュー・ターゲット(重要指名手配者)」、67人は「ストリートレベル(末端の密売人)」だったという。
PRO11は、違法薬物撲滅に向けた国家的キャンペーンへの強い姿勢を改めて示した。この取り組みは、フィリピン国家警察(PNP)のロメル・フランシスコ・マービル長官の指示および、フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領の政策に基づいて実施されている。
ロセテ准将は声明の中で、「このキャンペーンは、より安全で薬物のないフィリピンの実現を目指すものです。薬物取締は単なる数字の問題ではなく、救われた命、守られた地域社会、そして効果的に撹乱された犯罪組織を意味しています」と述べた。