新年が開けて間もない1月1日未明、ダバオ市でまたもや大きな火災が発生した。火災が発生したのはバランガイ・ウィルフレドアキノ、アグダオ地区で、54軒が全焼した。
関係者の話しによると1月1日の午前12:13時に出火が確認され、出火原因は住民による禁止された爆竹の使用や、付近の配線からの発火といった可能性が指摘されており、フィリピン消防庁が調査を行っている。
バランガイの代表者であるレオ・アキノ氏は、住民が正月を迎え各家庭でパーティーが盛り上がるなか、ある家の2階から出火したようだ、と語った。この話しを裏付けるかのように、ダバオ消防庁の役員であるジョイセリン・グラント氏も、火災はフローラ・ロドリゲス氏の家の2階から発生したと発表した。グラント氏によると、地域の住民が外で正月を迎えた際に、ロドリゲス氏の家で火災が発生し始めたのを目撃しているという。
消防の迅速な対応にもかかわらず、木造住宅が密集するこのエリアでは瞬く間に延焼し午前1:02時に鎮火され、2名の負傷者を出した。