ダバオ市は12月4日、2007年より姉妹都市提携を結んでいる中華人民共和国広西チワン族自治区の首府である南寧市に、教育交流プログラムの下、15人の学生を留学させる予定であることを発表した。
この特別奨学金プロジェクトは両市の交流プログラムの一部であり、中国において学生たちが4年間の学士号を取得することを目的としている。同プロジェクトでは、大学の授業料、宿泊施設、医療保険などがカバーされ、学生は任意の学部を選択することができる。
同プロジェクトについては、2017年6月に両市の友好交流10年を記念してダバオ市にて開かれた文化・貿易イベントに、南寧市から44名の代表団が訪問した際に話し合いの場が持たれていた。その際ダバオ市のサラ市長は「現在のところ、南寧市の学生のための特別奨学金プロジェクトはないが、近い将来にはダバオ市も受け入れができるようになる。」と、今後の両市の関係強化について言及している。