ダバオ市が、10月16日から20日にかけて、日本で行う予定の投資説明会巡業に、ダバオ市の市議会議員が新たに参加することになった。市の貿易・通信委員長である、デュレーザは、26日、観光評議会委員長であるアルハンドレが氏が、サラ・ドゥテルテ・カルピオ市長の率いる日本巡業に同行することを確認したと話した。市議の同行は二人となる。
今回の日本巡業は、ダバオ市の経済・ビジネス・観光セールスの一環であり、日本の投資家にダバオ市を宣伝する目的で行われる。サラ市長、ダバオ市投資促進センター(DCIPC:Davao City Investment and Promotion Center)関係者らが参加予定で、他にも市の貿易・観光・産業委員会が、各々の分野に関連した経営者やダバオ市商工会議所のメンバーを招いているとのこと。公式代表団の予算は、DCIPCが負担する。
デュレーザ氏は、「ダバオ市は、市が、日本の投資家の主要投資先と成り得ると感じている。実際、ダバオ市には多くのインフラ投資が集中しており、投資に興味のある日本のビジネスマンが訪れている。ダバオの経営者と、日本の経営者がパートナーシップを築くことを願っている」と述べた。
また、「実際、2〜3年前、シンガポールで同様の巡業を行い、カカオ生産の促進などに成功している。基本的には、市政府の支援を受けた民間の事業者と、現地投資家のマッチングを行い、市への投資の可能性について話し合った。彼らは商談をまとめ、現在、シンガポールの経営者とダバオのカカオの農家が一緒になり市内でビジネスを行っている」と話した。
デュレーザー氏は、日本において、ダバオの農業、ホテル、観光の分野をプロモーションすると話し、「農業部門では、市で生産されているバナナ、パイナップル、フルーツ、ポメロ、のような通常の農産物を、市の製品としてセールスしていく予定である」と述べた。