【News】ダバオ市議会、「高齢者のための健康で生産的なエイジングプログラム」を可決

ダバオ市役所

ダバオ市議会は先日の第三・最終読会で、高齢者の健康と生産性のためのに彼らを対象としたコミュニティベースのプログラムを確立する条例を可決した。これは彼らの生活の質を向上させるために必要な健康・福祉・その他公正なサービスを提供する。

この提案は、ダバオ市をより住みよい街にするべく努めた高齢者らの貢献を認めるものである。ダバオ市保健局によって立案され、保健委員会の議長を務めるRichlyn Justol-Baguilod議員が提出した。

「周知の通り、我々の法律は高齢者の福祉を大変強調している。高齢者の福祉について我々が語るとき、最も重要なのは健康という側面だろう。保健委員会の議長として、これが実現すれば高齢者向けのサービスが受けられるようになると期待している」と同氏は語った。

この条例により高齢者に基本的な公共医療を提供され、同時にバランガイ保健センター(Barangay Health Centers、以下BHCs)の負担も軽減される。BHCsは通常、ダバオの高齢者の診察やその他の関連ニーズに対応している。

「今日、BHCsが日々サービスを提供しなければならない患者の負担を軽減する必要がある。そのため、既存の部屋や建物を高齢者のための診療所として活用することが1つの具体策だ」と同氏は述べている。また、条例が早急に実行に移され、この条例の核であるダバオ市の発展に寄与した高齢者への感謝の印として、既存の建物が利用されることを願っていると付け加えた。

フィリピンには高齢者を大切にする伝統がある。それは、フィリピン人がすぐに内科・歯科・精神科・救急医療に係れるようにすることを目指す国民保健法や、高齢者の福祉を促進し、国家建設に貢献するための「健康で生産的なエイジングプログラム」を提供する2010年の拡大高齢者法にも現れている。そしてこの条例は、上記の法律とも連動している。

同氏はこの条例について、高齢者に「健康で生産的なエイジングプログラム」を提供することで、ダバオ市の、高齢者の福祉を向上させるという公約を果たすものだと語った。

【News】ダバオ市保健サービス拡充へ、条例制定で一歩前進

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