2022年1月28日(金)、新型コロナウィルス省庁間タスクフォース(IATF)は2月1日から適用される新たなガイドラインを発表した。発表されたガイドラインのうち、入国については、今までグリーン国、イェロー国、レッド国とそれぞれの国のコロナ感染状況によって分けられていた区分を一時停止し、全ての国からの入国を許可する方針に変更した。
ノグラレス大統領報道官によると、2月1日からワクチンを完全に接種し、搭乗前の48時間以内にPCR検査を受けて陰性が確認された乗客はどの国からであっても隔離施設での強制隔離は行わず、入国日を含む7日間の自宅隔離のみで入国が可能になるという。但し、ワクチン接種を完全に終えていない者やワクチン接種を行っていない者は対象外となる。
ワクチン未接種者や完全に終えてない者は、同様に搭乗前の48時間以内にPCR検査を受けて陰性が確認された状態で入国は可能としているが、到着後にホテルなどの施設で強制隔離となり、到着日を1日目として5日目に再度PCR検査を受ける必要がある。陰性が確認されたのち施設からの退去が可能であるが、到着日を1日目として14日目までは自宅隔離をすることが条件とされた。
例外として、ワクチンを接種することができない12歳未満の子どもなどは、両親や同乗する者の扱いに準ずるとしている。また、外国人の入国については2月16日からワクチンを完全に接種した者のみが入国を許可されるとしている。