【News】国内の航空路線が軒並み増便、到着時のPCR陰性証明書免除の都市も

セブパシフィック航空

10月14日(木)、フィリピンの格安航空会社である「セブパシフィック航空」は国内の10都市で空港到着時に求められてきたPCR検査の陰性証明書提出に関して、今後は当局から求められることはないと発表した。PCR検査の陰性証明書が必要でないと発表された都市は、バコロド、カガヤンデオロ、イロイロ、マギンダナオ、ブトゥアン、セブプロビンス、ギマラス、ネグロスオキシデンタル、パガディアンとタクロバンである。ダバオ市は引き続きダバオ国際空港到着時にPCR検査の陰性証明書が必要となる。

今回、到着時にPCR検査の陰性証明書提出が不必要とされた都市においてもその他の書類は必要となるところが多く、各地方自治体によって要件が異なるので注意が必要となるが、省庁間タスクフォース(IATF)が定める隔離封鎖レベルが緩和されたことにより、各地方自治体とも移動の敷居を引き下げることで、停滞している経済活動再開への弾みをつけたい狙いがあると考えられる。

セブパシフィック航空の幹部は、PCR検査の陰性証明書を取得することは時間的にも費用的にもコストが嵩み、乗客に大変な負担を強いることから、今回PCR検査の陰性証明書不要とした地方自治体の決定、旅行条件の簡素化を喜ばしく思う、コロナ禍で航空業界におけるこのような前向きな決断は大変喜ばしいとコメントした。

一方、ダバオ市はダバオ市観光事務所(CTOO)の所長が、「旅行前の検査」条例(72時間以内の陰性結果を提出することを義務付けるもの)について、ダバオ市を訪れるすべての人に今後も提出を求めると述べている。ダバオ市の隔離レベルが現在もGCQとなっていることがその理由であるとしているが、フィリピンの各自治体ではワクチン接種を完了者したという前提で隔離、移動の制限が続々と緩和されてきていることからも、ダバオ市における入境制限緩和への動きも期待されている。

【News】サマル島アイランドガーデン市(Igacos)、10月16日からお酒の販売やリゾートでの提供が許可

ニュース記事をもっと見る

Hello world tours

ビザ・レンタカー・通訳・翻訳なら | ダバオの日系旅行会社