【News】酒類販売禁止令、予定より前倒で21日から解禁

お酒

11日(金)、ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は地元のラジオ番組に出演し、市内における新型コロナウィルス感染拡大によって、都市封鎖を決定して以降、約6か月間に渡り禁止としてきた酒類の販売を当初の予定を前倒しして、9月21日から解禁することを発表した。

酒類の販売禁止については、当初、9月1日から解禁するとしていたが、市内の感染状況を鑑みて、10月1日からと延長を決定していた。しかしながら今月12日からロハスナイトマーケットも再開することが決定し、市内の感染状況も落ち着いてきているという判断から前倒しして許可する方針に変更したとみられる。

しかしながら同市長は、貿易産業省(DTI)が企業や事業主に対して発行している、隔離措置下での営業ガイドラインにも触れ、市内で酒類の販売が可能になったとしても、ビアガーデン、クラブ、バーなどお酒をメインで提供する業種での酒類の提供サービスはまだ禁止されていると付け加えた。

つまり、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの小売店におけるお酒の販売は、21日以降は認められるが、飲食業などがサービスとしてお酒を提供することは貿易産業省(DTI)の管轄であるため、各事業者は同省のガイドラインに従うこととしている。