【News】酒類販売禁止令の解禁、一部の飲食店でも提供可能に

フレンチレストラン

14日(月)、貿易産業省(DTI)ダバオ支部は、ダバオ市が新型コロナウィルス感染拡大の影響で制定していた、酒類販売禁止令を21日から解禁し、小売業でのお酒の販売を認める方針を示したのに対し、足並みを揃える形で営業再開が禁止されていない業種という条件付きで、管轄するレストランなどの飲食業において、同日から酒類の販売を許可すると公表した。

11日(金)、ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は地元のラジオ番組に出演し、市内における新型コロナウィルス感染拡大によって、都市封鎖を決定して以降、約6か月間に渡り禁止としてきた酒類の販売を当初の予定を前倒しして、9月21日から解禁することを発表していた。

また同市長は、貿易産業省(DTI)が企業や事業主に対して発行している、隔離措置下での営業ガイドラインにも触れ、市内で酒類の販売が可能になったとしても、ビアガーデン、クラブ、バーなどお酒をメインで提供する業種での酒類の提供サービスはまだ禁止されていると付け加えてた。

今回、貿易産業省(DTI)が酒類の販売を認めたのは、主にお酒をメインに提供していない飲食業で、イタリアンレストランで提供されるワイン、日本食料理屋で提供されるお酒など、食事メインで提供されるアルコール類は販売可能であり、ビアガーデンやバーなどお酒をメインに提供される店舗は引き続き、酒類の販売禁止が継続されるということだ。