ダバオ市サラ・ドゥテルテ市長は、ダバオ市災害ラジオ(FM87.5MHz:Davao City Disaster Radio)に平日はほぼ毎日出演している。同番組で市長は主にコロナウイルス関連のダバオ市最新情報や、ダバオ市内の災害などに関する情報を発信。また、市民への安全対策の呼びかけ、注意勧告なども行っている。同ラジオはインターネット上でもライブ配信もされており、毎回市長のトークには多くのリスナーが注目している。閲覧数は毎回5000回~1.5万回程度。コロナウイルス関連のダバオ市の対応に関して、いち早く情報をキャッチすることができため、非常に人気が高い。
6月29日サラ市長ラジオ発言(主に市長のビサヤ語での発言を翻訳)
- 日曜日の夜の洪水の影響を受けたディゴス市の人々へに対してお祈りを。( 昨日28日の日曜日にディゴス市にて発生した鉄砲水の被害者に対して)
- 今のところ、ダバオ市のコロナウイルスの状況は対処可能であると言って差し支えないでしょう。コロナウイルスのパンデミックは、2020年12月までにはワクチンや奇跡によって終息しないと思いますが、重要な管理システムは感染の拡大に対応できています。
- マスクを着用しない人が一人でもいれば、私たちは皆被害を受けます。 公共の場所へ出かける場合には手ぶらで行かず(マスクを持参して)口と鼻を覆いましょう。
- カリナン地区でパーティーをしていた人たちから(コロナウイルス)陽性患者が出たことを知っていますか?今はパーティーをするのにふさわしい時期ではありません。パーティーは家のメンバーだけに限定すべきです。部外者の招待は行わないようにしてください。
- SPMCでテストを行いたくない場合は、Tomas Claudio Health Centerのプライベートラボ(Davao One World)でも(受けられます)。テスト用の綿棒を用意していす。皆さんのために、私たちは色々調整しています。
- コロナ患者は病人なのですから、自分を恥じる必要はありません。年齢もステータスも無関係です。私たちは全ての人々の安全を最優先しています。そして仕事やビジネスができなくなるようなコミュニティ検疫状態に戻さないようにしていきましょう。
- 皆さん、寝る前にお祈りしましょう。コロナウイルスに関する私たちの問題の唯一の解決策は、ワクチン接種、薬物療法、そして奇跡です。私たちの心を聞いてもらえるよう、神に祈りましょう。