【News】フィリピンの宅配業者が不祥事発覚、SNSで炎上中

港湾 コンテナ

新型コロナウィルス感染拡大の影響で、需要が伸びているのがオンラインショッピングなどのEC業界。当然、業界が成長すれば宅配量は増える。当たり前のことなのだが、EC業界の成長があまりにも急激過ぎるため、物流側の対応が追いついていないのかもしれない。

フィリピンで人気のオンラインショッピングのひとつ ”Shopee”。Shopeeは2015年にシンガポールで最初に立ち上げられ、その後マレーシア、タイ、台湾、インドネシア、ベトナム、フィリピン、ブラジルへと事業を拡大しているが、このShopeeの物流パートナーである「J&T Express」が不祥事を動画でリークされSNS上で炎上中である。

問題となっている動画では、宅配業者「J&T Express」のスタッフがお客から預かっている荷物を投げたり、遊んだりして乱暴に取り扱っている様子が伺える。動画はSNS上で瞬く間に拡散、リツイートされ、「私も荷物が破損していた」 、「信じられない!」等の苦情コメントが同社に殺到している。

「J&T Express」は当初、動画にあるような行為は容認していないと関与を否定したが、その後、動画に映っている人物などが特定され、厳正に処分すると発表し謝罪した。 同社2015年にインドネシアで設立され、Shopeeの物流パートナーとして成長、2018年にフィリピン進出を果たした。フィリピンでは1万人の従業員と400か所の支店及び倉庫、300台の運送トラックを保有している。