【News】ダバオ市の輸出22%伸びと好調

ショッピングモール

2017年最初の四半期データが発表され、ダバオ市の輸出は、昨年の同時期に比べると22.3%上昇し約$5億9千5百万となった。トップの輸出先は、昨年上位には見られなかったイラクとマレーシアがとなり、次いで日本、中国、韓国となった。

ダバオ市投資促進センター(DCIPC)によると2016年の同期は、アメリカ合衆国とオランダがトップの輸出先となっていたが、今回はどちらも上位に名が上がらず、輸出先も変化してきていることがわかる。主な輸出品目は、昨年同様、バナナ、ココナッツオイル、乾燥ココナッツ、金や銀など。

また、フィリピン統計局(PSA)によると、ダバオ地方全体の輸出データもこれに比例して大幅に伸びており、地方全体で67.6%と大きく上昇した。輸出品目は同様にバナナ、ココナッツオイルが中心、加えてパイナップルなどである。

さらに、輸出の好調を受けてダバオ市の輸入も上昇している。2016年同期に比べ33.19%伸び、約$4億7千4百75万となった。輸入品目は石油、燃料、紙類、肥料、機械、穀物。輸出入の大きな伸びに、経済効果が期待されている。