8日(月)、ダバオッチでも先日お伝えしたが、ダバオ国際空港の運用が再開された。しかしながら、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、空港の利用人数を最大350名に制限し、まずは国内線の運航を1日最大1本ペースで再開させ、随時国内線のフライトの本数を増加させていく方針である。
ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は、ダバオ国際空港の国内線運航再開に伴い、6月8日~13日までのダバオを発着する各航空会社のフライトスケジュールを公表している。公表されたフライトスケジュール以下の通りである。
6月8日(月):ダバオ-マニラ往復(フィリピン航空)
6月9日(火):ダバオ-セブ往復(フィリピン航空)
6月10日(水):ダバオ-マニラ往復(セブパシフィック航空)
6月11日(木): ダバオ-セブ往復(エアアジア航空)
6月12日(金):ダバオ-マニラ往復(エアアジア航空)
6月13日(土):ダバオ-クラーク往復(エアアジア航空)
フライトが再開し、混乱が生じている一般的なコミュニティ防疫(GCQ)及び緩和された一般コミュニティ防疫(MGCQ)期間中の移動に必要なトラベルパスについて、新型コロナウィルス感染症に関する省庁間タスクフォースダバオ支部(IATF-EID)は、ダバオ地方域内の移動であれば必要ないとした。しかしながら、健康診断書は持参義務を課している。
一方、ダバオ地方域外へ移動する場合などは、トラベルパス(証明書)は必要だとし、居住するバランガイ(行政の最小単位)から新型コロナウィルスに感染していないという証明書を得ること、また健康診断書を市の保健局、もしくは保健省認可の病院及びクリニック、バランガイのヘルスセンター等で取得する必要があるとしている。