新型コロナウィルスの流行が始まって以来、日本や中国はもちろん、世界中で問題となっているパニック買いがフィリピンでも起こっている。
すでに以前の記事にて、マスクが薬局から消えたという話題を取り上げたが、ここにきてアルコールも品薄状態が続いており、入手が困難となっている。
週末には、市内の大型スーパーで、開店と同時に多くの買い物客がなだれ込むようにして我先にと商品棚に直行する光景が見られる。
日本や世界の国々同様、パニック買いによって一部の人達に買い占められてしまった商品は、本当に必要としている人々に届かなくなってきており、問題視されている。
また、ここフィリピンでも、転売や不当な価格をつけてマスクやアルコールの販売をうたうSNSアカウントが横行しているが、高いお金を出してでも商品を手に入れたいという消費者がいるのも事実であり、負の連鎖が止まらない状態だ。
WHOがパンデミック宣言を行い、インターネットの普及で誰もが様々な情報を手に入れられる時代だからこそ、事実に基づいたタイムリーな情報を冷静に判断し、情報に踊らされないように気をつけたいものだ。
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