サラ・ドゥテルテ市長は、2月11日よりダバオ市内の空港、港、バスターミナル、およびその他の交通ターミナルでのグループによる送迎の禁止を命じた。この禁止命令に期限は設定されておらず、当面の間は継続されるものと見られる。
この禁止命令が発令された主な要因としては、新型コロナウイルスの流行が挙げられるが、サラ市長は、ウイルスの流行だけでなく、ダバオ市の治安を守るためでもあるとコメントしている。
この発令によって空港敷地内に入ることができるのは、基本的には空港職員や空港関係者、運転手や実際に航空機を利用する乗客共交通限定される。乗客の送迎を行うことができるのは、自家用車の運転手や公共交通機関の運転手のみとなる。例外として、高齢者や妊婦、障害のある乗客の送迎には、運転手の他に助手の同伴が許可される。また、政府招待客および外交官などは警備員を同伴することが許可されている。
さらにサラ市長は、タクシー、バス、バンの運転手に対し、マスクを着用し、営業前と営業後に車両の清掃と消毒を徹底しなければならないも付け加えた。
ダバオ空港を利用したことがある人なら一度は見たことがある、出発・到着ロビーでの賑やかなフィリピン人たちの姿を見れなくなるのは、寂しいばかりだ。
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