5月28日、ダバオ市のトリル地区にてDavao Food Terminal Complex(以下DFTC)の開業式が開かれ、正式にオープンされた。ダバオ市の農家は本総合センターを通して、流通業者を介さずに農産物を消費者に直接販売することが可能になった。
DFTCは20ヘクタールの敷地内に食品加工センターや、冷蔵倉庫および交易所などを提供する、1.086億ペソ規模の食品総合センターだ。
ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏はDFTCの開業式にて、同センターは地元の農家と消費者の双方に利益をもたらし、地方の農業改善、同国の農業労働者が世界の農業者と同等になる可能性を高くする取り組みの1つであるとのメッセージを綴った。
さらに、農務省(Department of Agriculture)は農家および消費者間の取引市場の改善に向け、本プロジェクトに7000万ペソを割り当てたことも発表した。
本プロジェクトが成功すれば、トリル地区のみならず、その他地方でもこのようなプロジェクトを拡大するのが賢明ではないだろうか。