DTI(Department of Trade and Industry:通商産業省)は、ビサヤ諸島およびミンダナオ島における「PCPS(Personal Computers for Public Schools(公立学校へのPC支給)プロジェクト」のフェーズ5への援助金として、在フィリピン日本国大使館の柴多佳彦(しば たかひこ)商務官より
1億9600万ペソの小切手を受領した。
本プロジェクトはDCHNS(Davao City National High School(ダバオ市国立高校)を含む全国380校が受益者となっている。
DCHNSで行われたPCPSの開始式にて柴氏は、日本政府は世界経済におけるITC(情報通信技術)リテラシーの重要性を認識していること、本プロジェクトを通じてフィリピンのIT教育を継続的に支援および強化していくことを約束していると述べた。
日本は2001年以来、PCPSプロジェクトを通して5,400校に対し約64,000台のPCを提供してきた。同プロジェクトへの資金援助は、DepEd(Department of Education、教育省)およびDTIとのノン・プロジェクト無償資金協力を経由して提供しているとのこと。
フィリピンのICTリテラシー向上に対する日本の援助は、両国の関係をよりいっそう強化することだろう。