都市計画開発局(City Planning and Development Office:以下CPDO)のIvan Cortez氏は、ダバオ市におけるゾーニングが可能な15%の土地のうち、8%が主に定住地目的で利用されていると述べた。
土地の大部分は、ダバオ市の開発および人口増加に対応するために民間開発者が所有する分譲地プロジェクトを通して再分類された。現時点においてのゾーニング可能な土地は19,520ヘクタールだとCortez氏は付け加えている。
同氏はまた、ゾーニングのプロセスには、農業の重要性ならびに世帯拡大のための居住地域を強調した、土地の対比利害間の適切なバランスも関わっていると説明した。
高度な都市化を果たしたダバオ。その経済を支える農地とのバランスを保ちつつ、増える人口のデマンドに応えていくことが今後の課題ではないだろうか。