フィリピン国家警察(Philippine National Police、以下PNP)の地域犯罪研究所(Regional Crime Laboratory Office、以下RCLO)のRolando Hinanay局長は、2月8日にRCLOがDNAラボを立ち上げたことを発表。
Hinanay氏はこれについて、同ラボは警察の犯行現場調查のスピード、正確性、利便性、ならびにアクセシビリティを向上させることができると述べた。
また、この度のDNAラボはミンダナオにおいて初の警察署所有の研究所となり、特に刑事事件といった警察の法医学的ニーズに重点を置いていく。この他にも、2万ペソもかかる親子鑑定などの個人からの要請にも対応可能だそうだ。
これまでのDNA検査は主にマニラで処理されていたが、現地でDNAラボが設立されることによって、検察といった作業の効率が上がることが期待される。
ダバオ市内にDNAラボが立ち上げられた今、ミンダナオはより正確かつ効率的に証拠を処理することが可能になったのは確実だ。