2019年2月10日(日)、ダバオ市のウォーターフロントインシュラーホテルにて在ダバオ総領事館開館式典が開催された。日本側から河野太郎外務大臣、羽田浩二駐フィリピン大使、三輪芳明ダバオ総領事、フィリピン側からロクシン外務大臣、ドミンゲス財務大臣、サラ・ドゥテルテ市長らが出席した。
在ダバオ総領事館は、2019年1月1日に開設され、それまでの領事事務所が総領事館に格上げとなった形である。これにより、日本とフィリピン両国関係をさらに強化することが狙いとされる。
式典の挨拶で河野外相は、 ダバオで戦前日本人が東南アジア最大の日本人街を築いていたこと等の歴史にも触れ、同日に訪れたフィリピン日系人会やミンダナオ国際大学の関係者に熱烈な歓迎を受けたことや日系人会が設立後に果たしてきた役割に対し、感謝の意を述べた。
日本の閣僚がダバオを訪問するのは、2017年1月に安倍首相が訪問して以来となる。