ダバオ市の絶え間なく成長するビジネス環境、ミンダナオにより多くの機会を提供しようとする取り組みにより、多くの企業がインフラ整備への参入に着目している。
そんな中、サラ・ドゥテルテ=カルピオ市長が来年より開始されると発表しているダバオ市内のササ港の改修について、マニラに拠点を置くChelsea Logistics Holdings Corp.は、同港の改修および運営への意欲を示す提案書を提出している。
同社のCEOであるChyrss Alfonsus Damuy氏によれば、同提案は今年7月に提出されているそうで、現在も同提案に対する回答を待っていると述べた。
ササ港は利用者に向けて優れたサービスを提供するためにも、大規模な改修を必要としており、フェーズ1では既存設備の改修、そして近代設備の設置とされている。そしてフェーズ2では同港のキャパシティ向上に取り組むそうだ。
ササ港は過去にも改修が計画されたものの、190億ペソもの改修費を提示したことから、市政府とその他民間団体はそれに反対、以来改修がされないまま現在に至る。