ダバオ市は、コーヒー産業における品質の需要を満たすため、その解決策としてハワイの農法を導入することを計画している。
ダバオ市投資促進センター(Davao City Investment and Promotions Center)を担当するLemuel Ortonio氏は、派遣団がハワイを訪問し、現地の最高の農法を調査したほか、カウアイ郡に存在するハワイ最大のコーヒープランテーションの一つにも訪れたと述べた。
訪問の際、派遣団はダバオ市に持ち帰ることができる高度な農法を見つけたそうだ。同プランテーションはコーヒーノキへの水まき、コーヒー豆の収穫において、作業を容易にするための機械を使用しているとのこと。また、プランテーション全体の調査の際にはドローンも使用したと述べている。
ダバオ市では9月10日に、サラ・ドゥテルテ=カルピオ市長がカウアイ郡を訪問し、同郡との姉妹提携を結んでいる。カウアイ郡は人口の多様性、自然の恵みを維持したいという姿勢など、ダバオ市と共通する点が多いとされている。