ダバオ市災害リスク軽減管理局(以下CDRRMO)は、フィリピン軍(AFP)およびフィリピン国家警察(PNP)と連携し、11月21日に倒壊構造物の救助訓練を実施する。
CDRRMOの情報官であるルディ・エンカボ氏は、AFPとPNPの専門家が40名の人員に対して高度な救助訓練を行うと述べた。 この訓練により、参加者は倒壊した建物の中に閉じ込められた人々を探し出し、安定させ、安全かつ適切な手順で救助するためのスキルと戦術を習得するのが目的だ。
「高度な専門訓練を受けた40名の人員を訓練し、倒壊・転倒・損傷した建物の下敷きになった可能性のある生存者を最短で5分以内、または可能な限り短い時間で救出できるようにします」と、エンカボ氏はダバオ市災害ラジオでのインタビューで語った。
この取り組みの一環として、CDRRMOは、がれきの下に閉じ込められた人々の心拍を検知するレーダー装置の調達も進めているという。レーダーでは地表から5メートル以内に人がいる場合、その心拍を検知することが出来るそうだ。
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