ダバオ市マリログ地区の山間部にある小学校が、太陽光発電による給水ポンプシステムを導入し、長年続いていた水不足の問題を解決した。システムは校長の主導で設置された。
マラケバ小学校は山岳地帯に位置しており、これまで清潔で十分な水を確保することが大きな課題となっていた。学校は最寄りの水源よりも高い場所にあるため、生徒や教師の日常生活に必要な水を確保するのが困難だった。
教育省ダバオ地方事務所(以下DepEd-Davao)のFacebook投稿によると、最も近い水源は学校から約5キロ離れた場所にあり、しかも学校より低い位置にある。このため、水を学校まで引き上げるのは難しいと考えられていた。
マラケバ小学校のニール・C・パタリンフグ校長は、遠く離れた水源から水をくみ上げ、校内に設置したタンクに貯める太陽光発電式の給水ポンプシステムを導入した。
パタリンフグ氏は「太陽光発電による給水ポンプシステムは、遠くの水源から水をくみ上げて学校まで届けることができます。太陽エネルギーでポンプを動かし、くみ上げた水を校内のタンクに貯めます。かつては不可能だと思われていた取り組みが実現し、今では学校にとって欠かせない設備となっています」と語った。
このシステムの導入により、生徒たちは飲み水をより簡単に利用できるようになり、学校のトイレも安定した水の供給のもとで使用できるようになった。
これまで教師たちは、飲料水や生活用水を確保するために、約3キロ離れた場所まで歩いて水を汲みに行かなければならなかった。しかし、校内で水が利用できるようになったことで、こうした負担は大幅に軽減された。
現在、この太陽光発電式ポンプシステムは学校の基本的な水需要を支えており、遠隔地にある同校で生徒と教師の日常生活に影響を与えてきた長年の課題を解決している。






