
ナバラワグ市(コタバト州)のアノワー・ズンパガ・サルワン市長とそのボディーガード3人が、2025年2月4日夜、ダバオ市トリル地区のタスクフォース・ダバオSirawan検問所で選挙期間中の銃規制違反の疑いで逮捕された。
ダバオ市警察(以下DCPO)の報告によると、サルワン市長らは、選挙管理委員会(以下Comelec)からの正式な許可なしに銃器と弾薬を所持していたという。
警察官は、運転席付近で銃のグリップ部分が露出しているのを発見し、不審に思い車両を捜索。 その結果、後部座席の床マットの上、乗客の足元に隠されていた銃器が見つかった。
サルワン市長は、2月6日にアカシアホテルで開催される「効率的な資金管理に関する研修」に参加するため移動中だったと釈明。同研修にはバンサモロ自治地域特別地理区域(以下SGA-BARMM)の他の市長らも出席予定だったという。
サルワン市長らは現在も警察の拘束下にあり、以下の法律違反で起訴される見込み。
– 共和国法10591号(包括的銃器および弾薬規制法)違反
– 選挙総合法(Omnibus Election Code)違反
DCPOは、選挙期間中の銃規制はすべての人に適用され、例外はComelecの正式な許可を得た場合のみと改めて強調した。 一方、フィリピン国家警察のジャン・ファハルド警察准将によると、2025年2月3日までに全国で572人が銃規制違反で逮捕され、押収された銃器は576丁に上る。選挙期間中はおもちゃの銃も禁止されており、規制が通常よりも厳しくなっているため注意する必要がある。
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