2024年6月以降、ミンダナオ各地に所属していた新人民軍(以下NPA)のメンバー約192名がフィリピン陸軍(PA)に降伏している。
今週初め、東ミンダナオ司令部は、今年の6月1日から10月7日までに降伏した者たちに対し、政府からの支援と持続可能な介入が迅速に提供されていると発表した。
「192名が降伏し、その後プログラムに参加している地方自治体(LGU)から現金支援を受けている。現金支援だけでなく、政府による社会的な支援も提供されている」と、東ミンダナオ司令部の広報担当官であるサルバシオン・エヴァンジェリスタ少佐は、10月9日に行われたダバオ平和・安全保障ブリーフィングでメディアに語った。 強化された包括的地域統合プログラム(E-Clip)を通じて、地方自治体や関係政府機関と連携しながら、降伏者たちが社会に復帰するためのプログラムが引き続き提供されているという。]
エヴァンジェリスタ氏によると、東ミンダナオ司令部は、特に第4歩兵師団周辺で標的を定めた軍事作戦を強化しており、ゲリラ部隊のさらなる弱体化を計画しているという。 先月、東ミンダナオ司令部は、管轄区域内の3地域で今年の3月以降、約35名の元反乱者(FR)が政府に降伏したと報告した。
東ミンダナオ司令部によると、この降伏は、包括的な戦略と地方自治体との戦略的な協力、移動コミュニティ支援持続プログラムの実施、そして元NPAメンバーで平和と和解に尽力している「カリナウ-南東ミンダナオ地域(SMR)」の協力によって可能になったという。
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