2023年9月28日、スタ・アナ・セントラル小学校の4年生の児童が、ダバオ市のトレーディング大通りでバスにはねられた。ソーシャルメディアの投稿によれば、少女は歩行者レーンを使って道路を横断していたのにも関わらずである。
歩行者専用レーンとは、人が歩いて横断できるように交通を停止しなければならない道路の特別な場所のことである。しかし最近では、歩行者専用レーンは高速道路や一般道では無意味の白線であることが見受けられる。ほとんどのドライバーはもう歩行者レーンを尊重していない。
都市交通管理局(CTTMO)は昨年自動車利用者に対し、交通規則を尊重するよう注意喚起した。しかし、バスの運転手は横断歩道で止まるそぶりを見せていなかった。
改めて歩行者専用レーンの意義を全ての自動車利用者が再確認し、スピードを落とすことと停車確認を徹底する必要がある。歩行者を優先する意識をドライバーが持つことによって事故を防ぎ、交通安全が維持されるのである。
【News】ダバオ市警察、市の「速度制限条例」の事故防止効果に期待
https://davawatch.com/articles/2018/01/26/7687.html