ダバオ市議会議員Jesus Joseph Zozobrado氏は、全てのオートバイ運転手に対し、夜間の反射ベスト着用を求める条例を制定するため、提案書を運輸委員会に提出した。
ダバオ市陸運局(以下:LTO)のダバオ支局副事務局長Neil Cañedo氏はこの条例案への支持を表明しており、Cañedo氏はダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏からの指示がLTOへ下れば、直ちに条例を実施する準備があることに言及した。また既存の条例を強化し、反射ベストの着用義務、オートバイのLTOへの登録やナンバープレートの取り付け、乗車定員2名の厳守などをオートバイ運転手に要求するだろうと述べた。
都市交通管理局(CTTMO)のDionisio Abude氏は、反射ベストが車の運転手に対する追加の信号として機能するだろうと述べ、加えて警察官や警備員などとオートバイ運転手を見分けるため、一般の運転手専用のベストをデザインする必要があると述べた。
ダバオ市は安全のため交通に限らず様々な条例の強化、制定に取り組んでいるが、市民が経済的な事情で条例を順守することが難しい場合もある。市政の改善とともに経済的な支援も必要となるだろう。