フェルディナンド・マルコス大統領(愛称: ボンボン)は6月29日、フィリピンココナッツ庁(以下PCA)に対し、ココナッツ農家の状況を改善するよう命じた。マルコス大統領は、PCA設立50周年記念式典での演説で、具体的な方法には言及しなかったものの、フィリピンがココナッツ製品の最大の輸出国になることを望んでいると語った。マルコス大統領によると、政府は既にココナッツ農家を支援するために、国内のココナッツ産業を再開発する計画を立て始めているという。「フィリピンがココナッツ製品の最大の輸出国にならない理由はない」とのことだ。大統領はPCAに対し、ココナッツ産業の新しい技術や取り組みに投資するよう命じた。同氏によると、PCAは「ココナッツ産業の近代化を加速させ、ココナッツ農家とその家族の生活を向上させるため」、大統領令第172号のココナッツ農家・産業開発計画(CFIDP)の実施を強化しなければならないという。この大統領令は、昨年6月2日にロドリゴ・ドゥテルテ前大統領が署名したもので、各プロジェクトやプログラムを通じて750億ペソのココナッツ賦課金を使用するための基礎となっている。長期的なココナッツ産業の成長を考えるなら、労働者の地位や待遇の向上は不可欠だ。4年前には、PCAが農家の負担軽減を目指して苗木を提供していた。しかし2020年以降のココナッツ産業については記事では語られていない。市場に振り回されがちなココナッツ農家の保護が適切に行われる計画であればと願っている。
関連する記事

【News】ダバオ地方の最低賃金がおよそ三年半ぶりに改定、上げ幅は最大で16.2%
ダバオ地方の最低賃金が約3年半ぶりに改定へ。業種・企業規模により異なる上昇幅は、最大で16.2%に達する見込みです。

【News】女性農家グループ、米輸入法律に反対運動
米自由化法で打撃を受ける農家。ダバオの女性農家グループが反対運動を強化し、全国署名キャンペーンを開始した。

【News】米国の12.5%追加関税にフィリピン輸出業界が懸念ー市場競争力低下を警戒
米国の追加関税決定でフィリピン輸出業界が警戒。零細・中小企業を中心に大きな打撃を懸念する声が上がっています。

【News】ダバオ地方のコーヒー農家がフィリピンコーヒー品評会で上位を独占
ダバオデルスル州のコーヒー農家がフィリピン最大級の品評会で上位を独占。アポ山麓の小規模農園で栽培されるコーヒー豆が、国際審査員から驚異的と評価される。

【News】ココナッツの世界的需要増加、ミンダナオで輸出解禁が訴えられる
世界市場で熟したココナッツの需要が増加する中、ミンダナオ開発局が輸出禁止令の廃止を提案。フィリピンココナッツ庁はこの解禁がもたらす効果と課題について言及しています。


