8月に控えたダバオ市の一大祭典カダヤワン祭(Kadayawan sa Davao Festival)。ダバオ市観光事業事務所(以下CTOO)によると、今年のカダヤワン祭に向けたスケジュールが既に計画されているという。
CTOOの担当官であるJennifer Romero氏は13日のダバオ市災害ラジオで、カダヤワン祭の開催はダバオ市政府の現在の優先事項の1つであり、実際、カダヤワン祭実行委員会は準備として既に2回のミーティングを行なっていると語った。
CTOOが近々発表する今年のカダヤワン祭のイベントカレンダーには、以下のようなイベントが予定されている。
- 「カダヤワン祭オープニング(Pag Abli sa Kadayawan)」(8月10日、午後3時〜6時、マグサイサイ公園)
- 「カダヤワンマーケット(Tabuan sa Kadayawan)」(10日〜13日、リサール公演)
- 「カダヤワン音楽コンテスト(Agong ug Kulintangan sa Kadayawan)」(11日、マグサイサイ公園バンタワン劇場)
- 「カダヤワンファッションコンテスト(Habi Kadayawan)」(8月12日、Abreezaモール)
- 「カダヤワン民族パフォーマンスコンテスト(Hiyas sa Kadayawan Cultural Presentation)」(13日、SMシティダバオ)
- 「バンタワン文化プレゼンテーション(Bantawan Cultural Presentation)」(14日〜16日、マグサイサイ公園バンタワン劇場)
- 「カダヤワン民族ゲーム(Dula Kadayawan)」(8月17日、ピープルズ・パーク)
- 「Hiyas sa Kadayawan戴冠式」(17日、RMC体育館)
- 「カダヤワンのお祝い(Kasikas sa Kadayawan)」(18日、サンペドロ広場)
- 「カダヤワンダンスパレード(Indak Indak sa Kadayawan)」(19日、サンペドロ広場)
- 「カダヤワン花山車パレード(Pamulak ug Hudyaka sa Kadayawan)」(20日、ロハス大通りからサンペドロ大通りまで)
- 「カダヤワンコンサート(Konsierto Kadayawan)」(20日、サンペドロ広場)
Romero氏はまた、パンデミックで変更したことが全て正常に戻っているため、市内のイベント熱を高めることがCTOOの強みになると述べた。「我々の強みは、イベントを盛り上げることであり、市内のイベントを前進させ続けることだ」としている。
コロナ禍でのオンライン開催を乗り越え、また対面での大規模な開催に漕ぎつけたカダヤワン祭。既に先月からセキュリティの準備が始まっており、ダバオ市がこの祭にかける熱がうかがえる。早くも今年のカダヤワン祭が楽しみだ。