保健省ダバオ市事務所(以下CHO)は、ダバオ市での新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種に向けた準備を進めている。CHOでこの件を担当するTomas Miguel Ababon博士は、12日、これは保健省(以下DOH)が発表したガイドラインに基づくものであると述べた。DOHは、3回目のブースター接種としてファイザーのオミクロン株対応ワクチンの使用を許可したと発表した。同氏は、12日のダバオ市災害ラジオ(DCDR)で、「DOHのガイドラインでは、麻疹・風疹・ポリオの予防接種の後、3回目の接種を行うと定めている」と語った。今年3月31日にDOHのMaria Rosario Vergeire氏が署名した覚書に基づき、医療従事者と高齢者が、このワクチンを最初に摂取するという「段階的アプローチ」が採られることになる。また、2回目の接種後4ヶ月以上が経過してから3回目の接種を受ける必要があることも強調された。ワクチンの入手状況に応じて、他の集団に対する予防接種も開始される予定だ。一方で、Ababon博士は、ダバオ市が目標としていた総人口の80%を超えるワクチン接種率を達成したと報告した。ダバオ市単体では85%以上を達成したという。同市における新型コロナウイルスの発症例が少ないことから、ワクチンキャンペーンは効果的であるともしている。日本では一旦落ち着いたワクチン接種だが、ここダバオ市では3回目の接種はこれからのようだ。とはいえかなり市民の生活は活発になりつつある。昨年は子どものワクチン接種が遅れるという問題が発生していたが、今回の段階的アプローチが成功するかにも注目したい。
関連する記事

【News】保健省ダバオ支部は「ワクチン接種が最も進んだ三都市」を表彰、一番ワクチン接種が進んだ都市は?
保健省ダバオ支部がワクチン接種の進んだ三都市を表彰。最も接種が進んだのはどこか、その接種率は?

【News】30万人以上のダバオ市民が既に2回のワクチン接種を完了
ダバオ市民30万人以上が新型コロナワクチンの2回接種を完了。市の目標達成に向け、接種ペースの加速が進む。

【News】ロシア製ワクチンがダバオ市に到着、優先度A5の対象者への接種始まるか
ロシア製ワクチン「スプートニクⅤ」がダバオ市に到着。優先度A5の低所得者層への接種も近づいている。フィリピン全体のワクチン供給状況は。

【News】市内医療従事者へのワクチン接種状況は順調に推移
ダバオ市内の医療従事者へのワクチン接種が着実に進行。私立病院勤務者の85%以上が1回目を完了し、南部医療センターでも高い接種率を記録しています。

【News】英アストラゼネカ社ワクチンがダバオに到着
英アストラゼネカ社のコロナワクチン20,000回分がダバオに到着。これでダバオ市の医療従事者向け接種をカバーできる見通しだが、その後の供給は…


