【News】貿易産業省ダバオ支部、国際貿易と高付加価値産業の活性化を促す

SM Lanang
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貿易産業省ダバオ地方支部(以下DTI11)は、国際貿易への参加と、多様化を通じた産業の革新、活性化の必要性を訴えている。5月23日に行われたダバオ地方開発計画2023−2028の記者会見で、Maria Belenda Q. Ambi長官は、「投資先として知名度を上げるためには、地元にあるものだけに頼らず、快適な環境から飛び出す必要がある」と語った。

同氏によると、ダバオ市商工会議所や投資促進センターなど、他の機関や民間パートナーとのパートナーシップを今後も強化していくとのことだ。ダバオ市投資促進センターを通じては、地方政府も強力なパートナーとなり、特に優位性のある産業への投資を積極的に推進しているという。

ダバオ地方は農業が盛んなため、同氏は、農産物を加工して付加価値を高めることを期待している。また、農家などの生産者だけでなく、加工業者も含め、より多くの零細・中小企業が参加できるようなプログラムも用意するつもりなのだそうだ。伝統的な輸出品だけでなく、国際市場で売れるような潜在能力を秘めた商品も多く、出荷できるものをできるだけ多様化しようとしていると同氏は語る。

「我々が輸出を増やすためには、もっと競争力を高めなければならない」とAmbi長官が語るように、DTI11は付加価値の高い企業のイノベーションとその活性化に重点を置くとしている。Ambi長官は、ダバオ地方には未開拓の可能性が眠っており、特に工芸品やデジタル分野などのクリエイティブな製品に注目していると述べた。このような潜在能力を輸出市場に生かすことが期待されている。

2月末には日本に対してフルーツの季節関税撤廃を要求した貿易産業省。フルーツは一次産品だが、今後はこの方針に従い、加工品の輸出も増えてくるかもしれない。

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