10代の妊娠は、20代のそれよりも母子ともにリスクが大きい。知識の不足や経済的な事情から、適切な医療にアクセスできない確率が高いのだ。ダバオ市保健局(以下CHO)は、性教育の欠如が、ダバオ市における10代の妊娠の要因の1つであると語った。「我々は彼らを教育する必要があり、彼らはセクシュアリティについて教育される必要がある。そこから全ては始まるのだから」と、CHO母性保護及び家族計画プログラムのJudy Jen Gorner部長は、5月4日のiSpeakフォーラムで述べた。同様の内容は、ダバオ地方人口委員会(以下Popcom-Davao)の情報担当者Sheryl Fernandez氏からも過去のインタビューで語られていた。Fernandez氏は、「我々は、学校内のサービス提供者、思春期生殖医療コーディネーターがこれらの懸念に対処する方法を訓練し、能力を高める包括的な性教育を強化している」とした。「CHOは思春期の性と生殖に関する健康を、性教育で取り扱う項目に組み込む必要がある。また、Popcomでは、『思春期の健康とジェンダー開発に関する保護者教育プログラム』も実施しており、保護者の意識も高めている」のだそうだ。2022年には、10代の妊娠が783件記録され、2023年は既に686件が記録されているとGorner部長は語る。「この四半期は昨年1年間と比較して、88.89%にもなる」という。この数を減らすため、CHOは10代の妊娠に対するキャンペーンを強化している。ダバオ市では、10代の妊娠やHIV感染について、かねてから問題視されてきた。5年前にも同様のプログラムが実施されていたが、依然として解決には至っていない。適切な知識が10代の市民に定着するよう、このプログラムの成功を願うばかりだ。
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