3月1日深夜、ミンダナオ島北西部に位置する第9地方、つまりザンボアンガ半島での今年のイワシ漁が解禁された。
イワシ漁は昨年12月1日から3カ月間停止していた。今回の漁の解禁は、Al-Zath Kunting氏率いる漁業海洋資源局(以下BFAR)第9地方により、BFARの事務所で宣言された。Kunting氏はサンボアンガ市長John Dalipe氏、副市長Josephine Pareja氏、その他ザンボアンガ半島の各町の町長に対し、「3カ月の禁漁期間ののち、今日からイワシ漁が始まる」と語った。
式典ではゴングが鳴らされ、漁の解禁が告げられた。
東スールー海、シブガイ湾、バシラン海峡では、同地域のイワシの保護のための禁漁期を定めたBFAR行政通達第255号に基づき、12月から2月までの間は漁業活動が停止されている。11のイワシ・缶詰関連企業のあるザンボアンガ市は、フィリピンのイワシの中心地として知られている。