2022年1月28日(金)、新型コロナウィルス省庁間タスクフォース(IATF)は、2月1日から15日までの新たな新型コロナウイルス警戒レベルを発表した。マニラ首都圏で警戒レベルが一段階緩和されるものの、ミンダナオ島内に27あるの州のうち、南西部のバシランを除く26の州で警戒レベルが3となり、警戒感が強まっている。
省庁間タスクフォース(IATF)決議159号によると、これらの地域はオミクロン株の流行でこれらの地域は新規感染者が増加していること、病床の使用率が上がっていること、局所的にロックダウンが起きている等の理由で警戒レベルが3が妥当と判断された。ダバオ地方も全ての州で警戒レベルが3に指定されることになる。
来月1日から警戒レベルが3となるミンダナオ島内の地域は、アグサンデルノーテ、アグサンデルスル、ブッキッドノン、ダバオデオロ、ダバオデルノーテ、ダバオデルスル、ダバオオリエンタル、ラナオデルノーテ、ラナオデルスル、マギンダナオ、ミサミスオキシデンタル、ミサミスオリエンタル、ノースコタバト、サランガニ、サウスコタバト、スルタンクダラット、スリガオデルノーテ、スリガオデルスル、ザンボアンガデルノーテ、ザンボアンガデルスルとザンボアンガシブガイ。
その他、ダバオ市、カガヤンデオロ市、ジェネラルサントス市、イリガン市、イサベラ市、ザンボアンガ市などは警戒レベル3が15日まで延長された。一方、マニラ首都圏では新規感染者がピークを越えたとして警戒レベル3から2へと引き下げられ一段階緩和されることになる。フィリピン政府は日本も含む外国人観光客の受入れを2月10日から再開することを決定するなど、ワクチン接種を進めると同時に規制緩和に向けた動きを活発化させている。