【News】オミクロン株の症例は未検出もダバオ市の新型コロナウィルス陽性率は増加傾向

ダバオ市役所

2022年1月5日(水)、ダバオ市新型コロナウィルスタスクフォース報道官は、市内の新型コロナウィルス感染状況について触れ、感染者数は未だに少ないものの陽性率については、昨年12月26日時点で0.3%であったものが、1月2日に1.6%と増加しており、注視する必要があると述べた。世界保健機関(WHO)によれば、陽性率が5%を超えない場合は、適正に管理されていると見なされるという。

フィリピン保健省(DOH)は、疫学調査・研究を基に、3件の新型コロナウィルス感染が確認された場合、1000人以上の個人がオミクロン株に感染する可能性があることを示唆している。しかし、今のところビサヤ諸島およびミンダナオ島ではオミクロン株の症例は確認されていない。ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長はメディアの取材に対し、クリスマスシーズンで人出が増加したことで1月の第三週あるいは第四週には感染者が増加するかもしれないと危機感を表している。

昨年末にサラ市長は、クリスマスシーズン・年末年始期間中にパーティー開催や帰省が増えることで人との接触機会が増え、特にマニラ首都圏でオミクロン株の感染者が確認されたことで、年明けに新型コロナウィルス感染者が増加するかもしれないので、基本的な感染対策を怠らないよう市民に注意喚起を促していた。

保健省ダバオ支部によれば、ダバオの新型コロナウィルス感染者数は1月1日は0件であったのが、1月3日に16名、1月4日に32名と倍々で増加しているという。全国では1月4日に5434名であった感染者数が、昨日1月5日にはほぼ倍の10,775名となった。これは昨年10月10日に一日の感染者数としては最も多い12,159名に迫る新規感染者数となっており、警戒感が高まっている。

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