【News】酒類販売禁止令についてサラ市長が言及、全面解除には消極的な姿勢

ダバオ

ダバオ市ではお酒の販売が許可されているとはいえど、全面解禁に至っていないのが現状だ。この状況について、サラ市長は出演したダバオ市災害ラジオで言及した。

1月3日、ダバオ市災害ラジオに出演したダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、質問に答える形でお酒の販売について言及した。そして、「現在、お酒を公共の場で飲むことは許可されていません。これは長い時間にわたって人々が集団で集まることにつながってしまい、マスクを外した状態で接触するのが続いてしまうのです」と語った。サラ市長は、禁酒販売禁止令の全面解禁には肯定的な立場ではないようだ。

市長令59では、2021年10月26日から2021年1月15日まで24時間の禁酒販売禁止令を解除するとされた。これは、ダバオ市民の多くがワクチンを接種し、感染状況が落ち着いたことから決定された。また、この市長令では、店舗でのお酒の販売を許可しているが、私有地でしか飲んでいけないとも記されている。そのため、バーやレストラン、サリサリストアなどでは依然として販売が禁止されている。また、路上や門の外など、公共の場所での飲酒も禁止されている。

サラ市長は、そろそろ期限を迎える市長令の延長については言及しなかった。しかし、ダバオ市で新型コロナウイルスの感染拡大が見られたら、酒類販売禁止令と夜間外出禁止令を再び出すことも考えているという。サラ市長は、「お酒を個人的に購入して、飲むことはまだできる」と述べている。

メトロマニラでは、警戒レベルが3に引き上げられたことで制限が再び加わり、生活に変化が起きている。ダバオがどうなるかは、今後の感染状況の変化で決まることだろう。

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