【News】ジープニーでのフェイスシールド着用義務が撤廃へ、ただし換気ができている車両に限定して

ダバオのジープニー

フェイスシールドに関する規制が、あらたに緩和される場所が発表された。ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、窓が空いていて、換気が十分されているジープニーではフェイスシールドを着用しなくてももうよいと発表した。先日フィリピン政府から発表された「3C」に該当しないと判断されるためだ。

10月25日月曜日、ダバオ市災害ラジオに出演したサラ市長は、「ジープニーのほとんどは密閉された空間とは言えないため、3C(ソーシャルディスタンスを取れないほどお互いの距離が近い、会話するには距離が近すぎる、換気が不十分な場所のこと)には該当しない」と述べた。フィリピン政府が2021年に出した「お互いの距離が近く混みあった」場所でのフェイスシールド着用義務に関する方針に従い、ダバオ市も同様のフェイスシールドに関する市長令を出したことを受けての判断だ。

市長令51では、PCRテスト会場、ワクチン接種会場、避難所、支援物資の配布場所、選挙の投票所といった場所に限らず、大勢で集まる場所ではフェイスシールドを着用しなければならないと定めている。

これに関連し、10月27日にCovid-19タスクフォースのMichelle Schlosser氏は、交通関連の立法に関わる人たちが運転手や乗客にフェイスシールドの着用を継続するよう促した。そして、「市長は、距離が近く混み入った場所でフェイスシールドが必要だと強調されました。ですから、市長はそのジープニーがお互いの距離が近くなく、混みいってもない、そして窓が空いていて換気ができているものだとはっきりと述べたのです」と語った。換気できているジープニーに限っては感染リスクが低いため、この条件を満たさないジープニーであればフェイスシールドを着用すべきだというアドバイスであろう。

フェイスシールドを着用しなくてもよい場所がまたひとつ増えた。酒類販売禁止令の解禁などもここ最近あったダバオ市は、コロナ禍前の様子に少しずつだが、一歩ずつ戻っているようにも見える。

【News】フェイスシールドに関する市長令が発出、着用は「3C」に該当する場所に限定されることに

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