【News】ダバオオキシデンタル州、コックファイトの参加者がクラスター感染か

モール出入り口

8月29日日曜日のデルタ株感染者は、ダバオ地方で22名見つかった。その中で最も感染者が多かったのがダバオオキシデンタル州の9名で、そのうち8名がコックファイトに参加していたことが追跡調査の結果分かっている。同州でも、集団で集まることが禁じられていた。

保健省の発表によると、8月29日の国内におけるデルタ株感染者は516名であった。また、同省ダバオ支部によれば、ダバオ地方のこの日の感染者数は22名で、その内訳はダバオオキシデンタル州Sta.Mariaで9名、ダバオオリエンタル州Mati市およびダバオ市で4名、ダバオデルサル州ディゴス市で3名、アイランドガーデン市(Igacos)およびダバオデルサル州Magsaysayで1名となっている。

保健省ダバオ支部は、その中でも最も感染者の多かったダバオオリエンタル州Sta.Mariaについて言及すると、9名の感染者のうち8名がコックファイトに参加していたことが明らかになったと述べた。さらに、感染者のほとんどは、履歴を調べると他にも感染対策を怠っていたことが分かったことも明らかにしている。同省は、「オンラインでのコックファイトなどの報告がなかった集団での集まりがあり、この目立たないギャンブルがはびこっていた」と発表している。

Sta.Mariaでは最も厳しいコミュニティ隔離(ECQ)が敷かれており、8月31日まで集団で集まることが禁じられていた。また、酒類の販売も禁止され、午後7時から午前4時までの夜間外出禁止令も敷かれていた(ただし、必要な外出は許可されている)。

もし同地区でデルタ株の感染拡大が進んだらどうなるだろうか?当事者にはその想像力が欠けていたように思う。デルタ株は感染力が強く、今まで重症化しなかった世代にも深刻な症状をもたらす。基本的な感染対策を講じながら、日々生活していきたいと思う。

【News】サラ市長、コロナ禍の中で行われる「コックファイト(闘鶏)」に対し改めて警告

【News】サラ市長、オンラインでのコックファイトに肯定的な姿勢