【News】今年度の学校開校、市長は慎重な立場を崩さず

2021年5月17日(月)、ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は地元のラジオ番組に出演し、昨年度新型コロナウィルスの影響で市内の学校において一切の対面授業を禁止したことに関連し、今年度の学校開校の可能性を問われ、今年度の開校も難しい状況であるというコメントを述べた。

ダバオ市では昨年のパンデミック以降、全ての公立・私立学校において対面での授業が禁止される措置が取られており、既に一年以上も子どもたちは学校に通うことが出来ていない。対面授業の代わりにオンライン授業が採用されているが、インターネット環境が整わない家庭や学校もあり課題が多い。

今年度の対面授業開催の可能性については、教育省(DepEd)ダバオ支部も市内における新型コロナウィルス感染拡大が収まっておらず、また変異株の脅威もあり、段階的な解除が難しいという立場を取っているため、現状では今年度も全面的な対面授業は実施されないだろうという見方が強い。

教育機関の対面授業に関しては、市内の幼稚園から高校までは特別な許可がない限り全面的に禁止されている他、大学においても物理的な距離が保たれているか、また試験や実験など物理的な施設が必要な場合においてのみ限定的に許可されている程度である。

フィリピンのドゥテルテ大統領は、国内の限定した地域で2021年1月から対面授業の開催を可能とする計画を実施することを2020年12月に承認したが、その後フィリピン国内で変異株が流行したことにより計画の実行は現在も棚上げとなっている。

ダバオ社会開発協議会(SDC-Davao)は、教育省(DepEd)ダバオ支部がダバオ地方の低リスクの学校、39校で 一部対面授業を実施できるように計画していると述べ、対面授業が一部でも再開出来るように支援を行っていくとコメントしている。