【News】ダバオ市は第2波に備えてPCR検査の拡充を急ぐ

3月29日(月)、ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は、地元のラジオ番組に出演し、市内における新型コロナウィルス感染者をいち早く把握するため、現在一日に市内で実施できる400から700検体分のPCR検査量を一日1,000検体分まで増やしていく意向を示した。

同市長は、マニラ首都圏で急激に新規感染者数が増加していることや変異株が流行しつつある状況も踏まえ、市内での新規感染者を監視、対応を強化していく必要性があり、そのためにPCR検査量を増やして素早く感染者を把握、クラスター発生を抑えていくことが重要だと述べている。

一方、ダバオ市警察によると、3月27日時点で外出する際にマスクを着用せずに逮捕されたダバオ市民は昨年5月のマスク着用義務化以降、累計11,067名にのぼったと報告している。特に今年の3月20日から27日までの一週間で外出する際にマスクを着用せず逮捕された人数は1,140名と増加傾向となった。

ダバオ市においては、公共の場所でのマスクの着用は条例で義務化されており、違反者には罰金が課されている。一度目の違反では500ペソ、2度目は2,000ペソ、3回目は5,000ペソもしくは1カ月の懲役またはその両方と厳しい措置が取られている。

サラ市長は、感染リスクを上げないためにも基本的な感染対策の他、必ずマスクを着用してほしいと繰り返し市民に呼び掛け続けているが、マスク着用義務条例違反で逮捕者が増加するなど、長期間に及ぶ市内の隔離措置で市民にも慣れと疲れが生じているのは事実であろう。