1月29日、大統領報道官のHarry Roque氏は、フィリピン国内の2月中のコミュニティ隔離措置レベルを公表した。この結果、ダバオ市は「一般コミュニティ隔離(GCQ)」を維持することが明らかになった。
フィリピン国内で2月中にGCQの措置となるのは、首都圏(NCR)、バタンガス、タクロバン市、ダバオ市、ダバオデル・ノーテ、ラナオ・デルスルおよびイリガン市となる。今回GCQの対象から外れたのは、イロイロ、サンチアゴ市、およびイザベラである。該当の3地域は、2月1日から修正されたコミュニティ隔離(MGCQ)となる。
フィリピン国内では、セブ市で再び感染拡大が見られているが、今回はMGCQのままとなった。さらに、山岳地帯では変異種のクラスター感染も確認されており、感染が落ち着いた地域でも新たな感染が見られる。
先日お伝えしたとおり(※月末に期限を迎えるダバオ市のコミュニティ隔離措置レベルは現状維持か)、ダバオ市の新型コロナウイルスの感染状況は依然として厳しい状態である。様々な対策が相まって、改善に進むことを切に願いたい。