12月14日(月)、ダバオ市は市が導入した新型コロナウィルス感染防止対策などで仕事に影響を受け、収入が減少したダバオ市民に対して、一時的ではあるが仕事を提供すると公表した。仕事は2400件以上、業務期間は15日間限定で、各人が6,000ペソを受け取れることになるという。
12月11日(金)、ダバオ市はこのプログラムのための予算1,500万ペソを労働雇用省(DOLE)からの助成金を利用して受領した。市が提供する15日間のコミュニティワークを通じて市民は一人当たり6,000ペソを受け取ることができる。該当者は一定の条件を満たす必要があるが、合計2,476人までの仕事枠があるとしている。
同プログラムの担当者によると、プログラムの受益者は市が指定する最も新型コロナウィルス感染の危険度が高い、あるいは危険度が高い市内のバランガイ(行政の最小単位)の市民を中心にするという。具体的にはバランガイ21-C、22-C、23-C、27-C、31-D、Bago Aplaya、Bucana、76-A、Dumoy、Matina Aplaya、Talomo Proper、Centro (San Juan)、Gov. Vicente Duterte、Lapu-Lapu、Leon Garcia Sr.、Vicente Hizon Sr.、Pampanga、Sasa、Bunawan Proper、Ilang、Panacan、Tibungco、Lasang、Binugao、Daliao、Lizada、Sirawanとされた。
提供される仕事は、各バランガイにそれぞれ95枠(76-Aは101枠)が振り分けられ、受益者は祝日も含む月曜日から土曜日まで毎日4時間コミュニティワークに勤しむということだ。但し、公務員及び行政機関の職員、財務省の小規模ビジネス支援、社会保険機構の失業者手当、バランガイの保健職員、以前同様のプログラムで支援を受けた人々らは今回の対象から除外されることになった。