【News】市議会は市内住宅地でのカラオケやビデオケ使用に罰金措置を検討

新型コロナウィルス感染拡大の影響で、2020年度の学校教育開始が大幅に遅れたフィリピンであるが、対面式の授業は未だに認められておらず、オンラインでの授業が主流となっている。このオンライン授業では、ネット通信環境などのインフラの課題もあるが、大きな問題のひとつは授業中の騒音問題であるという。

このような状況を改善するべく、ダバオ市議会はオンライン授業が行われる日中に住宅地で騒音の原因となるカラオケやビデオケの使用を禁止する条例を制定することを検討しているという。検討されている条令は罰金刑を伴う厳しいもので、違反者には最大5,000ペソの罰金、または懲役刑が科されるという。

条令を起案したボンゴヤン市議によると、多くの保護者、教師や児童・生徒は、オンライン授業において、住宅地での迷惑行為、特に近所のカラオケやビデオケが原因の騒音に悩まされているという。同市議は、児童や生徒がよりオンライン授業や勉学に集中できるようにダバオ市は支援していかなければならないと述べている。

10月30日に行われた公聴会で条例の草案が議論され、住宅地でのカラオケやビデオケの使用禁止は朝の7時から夕方5時まで、月曜日から金曜日までとし、週末や祝日は免除されるということが示された。ただ、土曜日も授業がある場合もあるとして、土曜日も禁止日として加えるように意見が追加で提出された。

また罰金に関しても厳しすぎるとして、最初の違反で5,000ペソの罰金、または懲役刑としていたものを、一回目の違反には1,000ペソ、二回目の違反には3,000ペソ、三回目以降は5,000ペソ、もしくは1日以上、3日以下の懲役刑というように修正され、最終的な合意に至ったという。条例は近く議会で再度審議されたのち可決される見込みである。