【News】集団感染により市内のバランガイで再びロックダウン、17日から2週間隔離予定

サラ・ドゥテルテ市長

18日(火)、ダバオ市は公式サイトに17日からアグダオ地区バランガイ(行政の最小単位)Tomas Monteverdeにおいて集団感染が発生したことを確認したとして、同バランガイをロックダウンしたと公表した。ロックダウン期間は17日から2週間で期間中バランガイから一切の出入境は禁止される。

ダバオ市保健局によると、先週アグダオ地区バランガイTomas Monteverdeにおいて、新型コロナウィルス感染症の抜き打ち検査を2度実施したところ、65名に陽性反応が見られ、集団感染が確認されたということだ。陽性が確認された住民は既に市の隔離措置に移動しているという。

サラ・ドゥテルテ市長は地元のラジオ番組に出演し、ロックダウンされたバランガイTomas Monteverdeについて、仮にロックダウンを実施しない場合、近隣のバランガイにも感染が拡大する懸念があり、一切の人の移動を制限することで、感染拡大の被害を最小限に抑えることができると語った。

ロックダウン中は一切の人の移動が制限される代わりに、封鎖されたバランガイに居住する住民にはダバオ市や関連団体から必要な物資の配給があることも付け加えた。また、市民には市が公表している感染リスク危険度マップを参照し、感染のリスクが高いとされる地区、バランガイには近付かないよう改めて呼び掛けを行った。