フィリピン保健省ダバオ支部によると、7月22日現在、新型コロナウィルスに感染したダバオ市内の患者の総数は722名であることが発表された。うち35名が死亡し、437名は既に回復したという。昨日、新たに10名の新型コロナウィルス新規感染者が確認され、現在入院、自主隔離中の患者数は240名となっている。
また、ダバオ市も含むダバオ地方(ダバオ市、ダバオオキシデンタル州、ダバオデルスル州、ダバオデルノーテ州、ダバオデオロ州、ダバオオリエンタル州)における新型コロナウィルス感染者の総数は1018名で、うち43名が死亡し、558名が既に回復したと発表されている。ダバオ地方では感染した患者の総数が1000人を超えた。
ダバオ市は7月1日から15日まで、緩和された一般コミュニティ防疫(MGCQ)期間と指定されていたが、その措置が31日まで延長された。同市では市内のバランガイ(行政の最小単位)毎に、新型コロナウィルスへの感染リスクを4つのレベルに区分けして対応している。
リスクが最も高く設定されているバランガイ23-C、アグダオプロパー、レオンガルシアのうち、バランガイ23-Cは封鎖指定を受けてロックダウンとなっていたが、20日に封鎖は解除された。市ではリスクの高い地域への立ち入りを控えるよう市民に呼び掛けを行っている。