以前にもダバオッチで取り上げが、Matina地区の闘鶏場でコックファイトが強行され、クラスターが発生した挙句、ミンダナオ島の各地で新型コロナウイルス(以下、Covid-19)の感染が拡大している問題で、ついには10歳の女の子の感染も確認され、被害はさらに拡大している。
今回、感染が確認されたButuan Cityに住む10歳の少女は、旅行歴などがなく、菌の保有者との濃厚接触により感染したとされている。少女の感染経路を追跡する調査線上に浮かびあがった人物は、ダバオ市Matina地区に位置する闘鶏場「six-cock derby」への旅行歴のある人物だった。
現在、ミンダナオ島全体の感染者数は163人に達し、その内、同闘鶏場に起因するCovid-19感染者が43人にも上っており、問題はダバオ地域にとどまらず、ミンダナオ島全体に波及している。
日本国内でもK-1イベントやアーティストのライブの強硬開催が問題になったが、人が集まること、そして移動することがどれだけ危険な行為であるか、これらの事例から学んでほしいものである。
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